日南由紀子

12才よりリサイタルを行う。桐朋学園女子高等学校音楽科在学中より、ハンガリー国立リスト音楽院に8年間留学する。在学中、リスト音楽院のソリストとして抜擢され、旧ユーゴスラビアの演奏旅行で、「その音は多種多様なドラマを演じている」と演奏表現を評される。この他、ハンガリー国内をはじめヨーロッパ各国においてもソロ、室内楽等の演奏を数多く手掛け、ハンガリーシンフォニックオーケストラと共演。
「ウィーン国際音楽コンクール」全部門を通して第1位(オーストリア)、イタリアに於いて開催された「イブラ グランド プライズ国際音楽コンクール」ソロ部門優勝、併せて<モーツァルト賞><バルトーク賞> 受賞、デュオ部門においても最高位、併せて<カセッラ賞>受賞の快挙を遂げる。また「バルトーク・プロコフィエフ・カバレフスキーピアノ国際コンクール」第2位(イタリア)、このほか数多くのコンクールで入賞をしている。
ソロの他にピアノデュオ「GENSOJIN(ゲンソウジン)」を結成、王子ホールでのデビューリサイタル公演を行う。その後も東京文化会館、浜離宮朝日ホール、奏楽堂、白馬アウゼホール、東京オペラシティーリサイタルホールなどで演奏し絶賛される。ソロ・デュオともに国内国外での活動の場を広げ、ニューヨーク・カーネギーホールでの招待演奏も行った。
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NHK-FM「名曲リサイタル」、NHKBS番組「ぴあのピア」にソロと4手の2番組に出演する。 
2001年より毎年夏長野県、三重県にてリサイタルを行い、ゲンソウジン白馬ピアノセミナー(マスタークラス)を監修し後進の指導を行っている。また財団法人ヤマハ音楽振興会のブロードバンド音楽講座「ピアニストは語る」シリーズに出演している。
その他にも、外務省タイ日修好120周年記念事業としてバンコクにて4公演のコンサートを行い、朝日新聞社主催のリサイタルは音楽の友社コンサートベストテン‘に選ばれる。

CDはソロと4手連弾の3枚のアルバムがリリースされ、またオーストリアのペレナウド財団の招きによりウィーンのベーゼンドルファーホールにてライブ演奏が収録されたDVD/CDが、ウィーンのレーベルIPAより欧州にて発売される。
他にも4手連弾に編曲したリスト作曲、ハンガリー狂詩曲第2番がヤマハミュージックメディアより出版されている。
また最近では華道家の假屋崎省吾氏とのコラボーレーションや、デヴィスカルノ夫人プロデュースによる「花と宝石の饗宴」などでも演奏、そしてソリスト・ピアノデュオGENSOJINとしての活動の場を広げ、シリーズ化されているライブコンサート「Bukyoku~舞曲~」「フランツ・リスト祭」、絵本の作曲を手掛けた、クラッシックを丁寧に楽しく子供達に伝えるファミリーコンサート、すべての女性に美的クラシック音楽のすすめ等のレクチャー活動も行っている。
これまでにピアノを東郷和子、寺西昭子、ジョルジ・クルターク、アンドラーシュ・ケメネシュ、デュラ・キシュ、エルジェーベト・トゥシャ、室内楽をシャンドル・デーヴィチ、アンドラーシュ・ミハーイに師事する。